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ステップワゴンの中古車は日頃のメンテナンスは大事です。
意外とこの型のステップワゴンのエンジンオイルは現行モデルと同じ0W20という低い粘度のものが推奨となっています。(社外品に目が行きますが普通に乗るのであれば純正品が一番です。)
交換サイクルは経年劣化も考慮して5,000㎞程度毎での交換が無難でしょうね?
純正オイルは社外品に比べると値段が高いです。4000円くらいかな?
オイルフィルターの交換はオイル交換2回に対して1回の割合で十分です。つまり10,000㎞でオイルと同時交換。
ATオイルに関しては購入状況にもよりますが変速ショックが大きかったりしたら要交換です。自分のスパーダは変速ショックもほとんど感じられず良好なコンディションですが30,000㎞毎での交換を目指します。
カー用品店よりはホンダカーズ等ディーラーでの交換が安心かな。
中古車ですがちゃんとメンテナンスしておけば新車と変わらないはず。
エンジン、ATに関しては以上ですが、経年劣化によるゴム部品、スポンジ部は傷んでいる場合が多いです。(まだ10年くらいなのでそれほどシビアに考えることはないでしょうが永く乗っていくとトラブルも出てくるでしょう。)
バッテリー、点火プラグ等も大事です。
点火プラグを交換しました。
重要:10年以上経過しているのでイグニッションコイルの点検も同時に行いました。イグニッションコイルとは?
点火プラグは消耗品なので自分はすぐにデンソウ製イリジウムプラグ(IK20)に交換しました。
エンジンルームを開けて奥のほうに見える樹脂のカバーの下に点火プラグがあります。
2000年代に入ってからホンダのエンジンの回転方向が従来の反時計回りから時計回り(正回転)に変わり始めました。
手前の赤丸のボルトは点火コイル部を同時に固定していますので奥のボルトより長いです。(番号で言えば1番、3番はこのボルトでヘッドカバーと同時に固定されています。)
予め用意しておく工具類は写真のものが必要です。(写真をクリックすると別画面で拡大されます。)
プラグレンチ16mm(注:写真のものは使用できますが、長いものは使えない。)
ラチェットレンチと10mmのソケット。(メガネレンチや普通のレンチでも可能。)
グリップの良い手袋。
カバーを外すのにボルトが長いので手間がかかります、手前の赤丸部はイグニッションコイル固定併用しているので結構長いです。
焦らず4つのボルトを交互に緩めていきましょう。
緩んで手で回せる程度になったら慎重に外れたか確認してからカバーに入った状態で取り外しましょう。(抜け落ち防止になります。)
ヘッドカバーが外れたらこのようにイグニッションコイルに3ピンコネクターがそれぞれ付いていますのでコネクター部を押しながら引き抜きます。
写真の右から1つ目と3つ目は固定ボルトがすでに外れていますが2つ目と4つ目は10mmのボルトで固定されたままになっています。
コネクターを外したらこのようなイグニッションコイルが引き抜けます。
埃などの侵入防止もこめて一つずつ外します。
ホールにプラグレンチをゆっくり挿入します。
点火プラグを外しますが結構固くなっている場合がありますがこれが正常です。
ゆっくり緩めて、抜ける状態になったらプラグレンチをゆっくりと引き揚げます。
プラグレンチにはゴム部があるのでそれに掴むような感じで点火プラグが外れます。
比較的きれいな標準プラグが付いていました。
スパークプラグ対応表DENSOのページが開きます。
上記の高性能プラグを入手しました。
写真のボルト4本中手前側は点火コイル固定も兼ねています。後方のボルトはカバー固定のみ。(長さが違いますのでご注意願います。尚、サイズは10mmです。)
ある程度、緩めたら手で回せます。
カバーを外したら左から1番目と3番目は点火コイルが固定されています。(10mmボルトです。)
ボルト落下防止も兼ねて、均等に交互に緩めていきましょう。
長さは結構あります。
点火コイルを外すには先に3ピンコネクタを外しますが、右側から外していきます。1本ずつ外して下さいね。
点火コイルは4気筒車なら4本あります。ステップワゴンはすべて同じ共通でした。
必要ないかもしれませんが自分はエレクトロクリーナーで洗浄しました。(速乾性なので問題ないと思います。)
参考に点火コイルを抜く順番を示してみました。
物理的に3ピンコネクタが右手にあるので右側から抜いていくことになります。(感覚としてはスポンと抜ける感じです。)
楽天市場で購入して2日程度で届きました。
梱包を開けるとプチプチで梱包されていました。デンソーの高性能プラグです。
電極保護にカバーが付いていました。
左側は標準プラグで赤丸部の電極部が2mmくらいあるのに対し、右側の高性能タイププラグの電極は0.4mmとシャープペンより細いです。
くれぐれも電極部や上部の端子部には触れないようにしてください。
新しいプラグをプラグレンチに差し込みプラグレンチを各シリンダーのホールにゆっくり降ろしていき固定しますが先に紹介したプラグレンチならば力を入れて締めても大丈夫です。
4本ともすべて同じような力で締めましょう。(均等にね。)
点火コイルを左側から差し込んで端子部にハマったらコネクタを差し込んでいきます。
必ず左から1本ずつ差し込みコネクタを差し込んでいます。
4本ともコネクタも確実に差し込んだのを確認してから先に2本の固定ボルトの箇所を締めましょう。(写真のように水平ではなくやや斜めになる感じです。4本ともその角度に合わせておきます。)
最後にカバーをして確実に固定します。プラグ交換は意外と単純なチューニングで効果も実感できます。(3,500円くらいで出来ますので挑戦してみるのもどうでしょうか?)
所要時間は約20分くらいでした。
イグニッションコイル
10万キロを超えている場合はイグニッションコイルの交換もおすすめ、比較的安価なサードパーティー製から信頼性の高いメーカー品から多数販売されています。失火が認められる場合単品の購入でも大丈夫です。(4本交換する場合は安価なサードパーティー製のものでも個人的にはOKかな。)
サードパーティー製イグニッションコイル
※画像はAmazonの現在の表示。 |
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