メインスピーカー修理編その1

修理キット エンターテインメント

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ONKYO D-502Aのエッジ部修理

前項では所有しているオーディオの紹介をしましたが、メインスピーカーのウーファー部のエッジがラバー製のため劣化。硬化して割れていました。30年くらい前のスピーカーですのでこのような劣化はしょうがない。

こんな状態ですが、音は鳴ります・・・

でも、これでは・・・

修理ですね。

  1. メーカーに修理に出す。(ONKYOが破産したので修理受け付けは一部の製品のみになった。)
  2. 自分で部品を調達してDIY修理。

上記のの2択から選択することになります。もちろん、調べたうえでの2の自分でDIY修理をすることになります。

修理前に下調べ。

2023年現在ONKYOの修理サポートは下記のサイト

修理受付| ONKYO Japan (onkyo-audio.jp)

を確認しましたがスピーカーの情報がないですね。

1のメーカー修理ではONKYOのサイトで確認。

https://www.jp.onkyo.com/support/serviceprice.htm

結構値段がかかるようです。

2の自分で修理。ありがたいことにエッジ部の販売を行ってくれている業者さんを発見しました。

ファンテック -- スピーカー修理用エッジ --
エッジ、スピーカーパーツ、オーディオ機器販売

DIYで部品取り寄せても3710円で修理できます。今回は【ウレタン製】品番:M08を選択購入しました。(コーンの直径=149mm)

購入後の修理

FUNTEQさんから購入して2,3日くらいで部品が到着します。

修理キットの中身です。接着剤はオプションで390円、エッジはウレタン製で一つで1460円。今回は左右分2個注文しました。接着剤のオプションをつけることで左手にある修理方法の説明書が付いてくるので接着剤はオプションで購入します。

スピーカーのユニットを外していきますが今回使用した工具は以下の通り。

  1. 六角棒レンチ
  2. カッターナイフ
  3. スクレーパー
  4. ラジオペンチ
  5. あれば彫刻刀

D-502Aは六角棒レンチを使い外すタイプです。

車のスピーカーを交換したことがあるのでインナーバッフルから止めてあるねじを外す作業は同じ感覚。

寝かした状態のスピーカーを起こすと自重でユニットが前に出てきます。出てきたら、赤、白のケーブルをユニットから外します。手では抜けないのでラジオペンチを使いました。

ユニットの裏側にはケーブルの極性の+、-が刻印されています。ユニットを起こしていよいよ作業開始。古いエッジをできるだけ手ではぎ取るような感じで指を使い大まかに剥がしていきます。劣化していると硬化しているのでパリパリと剥がれます。

指だけでこれだけの除去が出来ました。

コーンとエッジを固定している部分も剥がします。その時はカバー(プロテクター)が覆いかぶさる感じで固定されているので丁寧に外していきます。大抵は手で引っ張て行くと外れていきますが接着部分がキツイ場合はカッター等を使います。再利用する部分なので気を付けて丁寧に作業しましょう。

プロテクターを外したらインナーバッフル側に残っているエッジの除去作業を行いますがカッターか彫刻刀を使い削るような感じで除去していきます。薄いので意外と簡単に除去できる。

自分は画像のような鷹の爪と言われているスクレーバーを使用して剥がしていきました。除去したエッジはリンゴの皮のようにつながっているみたいです。

インナーバッフルから白い集成材のようなものが現れています。厚紙みたいな感じです。あとはコーン紙についているエッジをカッター等を使いラバー部が残らないように完全に除去してください。コーン紙を傷つけないように注意が必要です。

ここまで済んだら休憩を入れると良いでしょう。初めてだったのでここまでの作業に1時間半くらいかかりました。

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