1970年代を舞台とした子供たちが主役の映画特集

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1970年代の子供が主役の映画

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1970年代は各国欧米を中心に子供を主役にした映画が名作となっている。1970年にはイギリス映画の「小さな恋のメロディ」が日本では新鮮に映ったらしく当時の日本の子供たちは衝撃を受けたらしい。初恋の物語とマーク・レスター、トレーシー・ハイドが話題を呼んだ。
また、イギリスが多民族国家であることを強調するかのように多くの人種の子供たちが共演していることにも驚いたのだろう。そして、やはり音楽がビージーズで映画にマッチしている。映像もとても美しく、緑色の新緑が美しいし結構古い映画なのに最近の映画のように綺麗なのが素晴らしい。

この映画は小学生の給食時間の後のお昼休みに放送委員会が各教室にあるテレビで公開してくれたのが始まりおそらく1984年くらいに観たかも?当時は小学生で記憶があいまいなのだが映像、音楽=「小さな恋のメロディ」という記憶が残っていた。 大人になってから観てみると本当に良い映画だったんだと感動。家族で楽しめる映画である。そういう70年代はイタリア、フランス、イギリスなどヨーロッパ映画もまだ人気がある時代だった?

そこで、自分のお気に入り1970年代洋画ををいくつか紹介していきたい。

小さな恋のメロディ

やはり一番紹介したいのは小さな恋のメロディ

主役のダニエル(マークレスター)はどちらかというと内気な性格の中学生だが、思春期を迎え女の子に興味を持っているごく普通な少年。でも、過保護な環境で育ち母、父とはあまりコミュニケーションが取れていないような印象だ。母親に無理やり少年団に入れられたのが気に入らないのか父親が新聞を読んでいる とマッチで新聞に火をつける・・・。

母親はダニエルの部屋でエッチな本をみて取り上げようとするがやはり年頃なので反抗する。(このシーンは結構、そんなもんだよな12歳くらいはと思ってしまう。)

そういうダニエルにもようやく親友といえるトム・オーンショー(ジャック・ワイルド)が悪友の仲間に入れてもらい、学校の放課後に街に出歩くような関係と友達の空き地で手作り爆弾の遊びにはまる。街中は大人の戯れが印象に残るがリアルな世界なのは今も同じ。余談だが、ジャック・ワイルドとはミュージカル映画 「オリバー」で共演している。

主役の女の子メロディ(トレイシー・ハイド)は同じ学校の同学年の別のクラスの子である。集合住宅に住み父親は朝から酒場に入り浸り、母と祖母の4人暮らし。オープニングはダニエルのシーンとメロディーのシーンが別撮りされていてダニエルはこんな風な男の子、メロディーはこんな風な女の子と紹介されているかのようだ。 メロディは普段から女の子の友達が多く明るい性格の女の子好きな男性アイドルも友達の影響があるが、やはり年頃の子、恋愛話に夢中である。

学校は公立校であり、イギリスらしいブレザーの制服、女の子も制服なのだが、日本も鹿児島では小学校の7~8割が制服、中学生はもちろん制服なのが違和感ない。アメリカ映画ではまず制服とか聞かない。親しみがこの辺で持てる。

ある日、屋内運動場でバレエをする女の子たちをオーンショーと友達、ダニエルがドアの窓越しに覗くとたちまちダニエルはメロディに一目ぼれする。その日の学校帰りにダニエルはメロディがいる女の子グループの後をつけるが、なぜか墓地。そこで、女の子グループはアイドルのポスターを広げキスの練習を目撃。 ダニエルは物音を立ててしまい見つかるがその時はまだ片思い。女の子グループに臆病な子と言われる。数日後、学校長主催のダンスパーティーがありダニエルはオーンショーにメロディと踊りたい切り出す。仕方なくオーンショーもメロディの友達と踊ろうとするが下手くそと言われ逆切れの展開。ダニエルと踊るメロディは 女の子のほうに向かい慰めることでダニエルとメロディのダンスはダメになる。

音楽のシーンでメロディは笛、ダニエルはチェロの練習をしてメロディが笛を吹いているとダニエルはチェロでバックグラウンド演奏を始める。

メロディーはダニエルに好意を持ち出し、いい雰囲気。ある日、ダニエルとオーンショーは宿題を忘れ先生に放課後罰を受けるように言われる。当時は体罰ありだが 靴でおしりを叩くようなケツバットというものかな?ダニエルは罰を受けるのが初めてなのか泣いてしまうが、なぜかメロディーがダニエルを待っている様子。

オーンショーは気に入らないがダニエルとメロディーは意気投合し学校帰りは二人と一緒帰るようになる。

帰るようになってから数週間が経ちある日、メロディーが家に家族を紹介するがまだ、メロディーの親らは友達が男の子という感じでとらえるが、翌日、学校に行かずに海辺のレジャー施設に二人でデートするが翌日校長に呼び出され説教を受けるが、ダニエルは結婚宣言をする。

もちろん、学校中で噂になり、教室の子供たちは二人をからかうがダニエルの真剣さにトムは理解し、廃墟の空き地で子供たちで結婚式をすることを決める。

だが、先生たちも黙ってはいない。廃墟に乗り込んでくるが子供たちも先生たちとガチで反抗。

最後は、今まで廃墟の空き地で爆弾実験して失敗を繰り返してきた男の子が手作り爆弾に火をつけてダニエルの母親のオープンカーの後部座席に投げ込んだ、これが大爆発を起こし先生たちは退散。

そして、二人はトムの力を借りてトロッコに乗ってエンディングとなる。

1970年代の前半の映画だが、とてもカメラワークが上手くシーンを切り替えるのも今から観ても素晴らしい。オープニングからエンディング迄ビージーズの曲が使われ印象的である。ソウル化する前のビージーズの曲がこの映画にとてもよく似合う。

ダニエル役=マーク・レスター

メロディー役=トレーシー・ハイド

トム役=ジャック・ワイルド

小さな恋のメロディー

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小さな恋のメロディー

*画像はAmazonの現在の表示。

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