3年ぶりの海開きと磯周辺

コロナ以降3年ぶりの磯海水浴場

磯海水浴場が先日海開きをしました。実に3年ぶりです。

鹿児島市にある海水浴場として永く親しまれている公衆の海水浴場ですが、コロナ禍で閉鎖されていました。

今年は、対策も十分なのでしょう通常通り営業を開始。（市営なので無料です。）但し、駐車場は500円かかります。

磯海水浴場近辺は島津家の保養地の仙厳園が近くにあり、徒歩で5分くらいで行けますし、遺跡もたくさん。海水浴以外の観光もできます。（2022年7月現在、シティビューバスも通常なら運行されていますが現在は運休中。）

桜島を雄大に眺めながら海水浴が楽しめる

仙厳園近く島津家が愛したこの桜島の景観は他の場所にはないだろう。活火山が４ｋｍ先に見えるんですから。

なんといっても市内にありながら水質はトップクラス。砂浜も綺麗です。海水も透き通っており雨天後以外の晴天日は近くに小魚が寄ってきます。内海なのですが、深海（最深部230ｍ超え）も持っている錦江湾なので穏やかな波です。

先に述べたように深海部がある錦江湾。潮の満ち引きに関係なく海辺から１０ｍも行くと足が付かないので小さな子供と楽しむ場合は親御さんが注意して見守りましょう。（遠浅ではありません。）

鹿児島市運営なのでビーチハウスは綺麗

ビーチハウスは1階に男子用更衣室、シャワールーム。

2階は女性用になっております。

また、1時間ごとに休憩時間が強制的に設けられています。時刻のアナウンスと同時に上がらないといけない10分の休憩タイム。

市営ですがちょっとしたリゾートも感じる

鹿児島市の公衆海水浴場ですが、景観が美しいのでマンション等も少し建っていますがここ最近は建設はされていませんね。おそらく景観を損なうとのことで建設は厳しいのかもしれませんね。

鹿児島市にありながら自然も満喫。過去にはウミガメの産卵地としても話題になりました。最新のマリンスポーツも楽しむことが出来るのも魅力でしょう。週末、祝日はマリンスポーツで賑わいます。

桜島から磯海水浴場への遠泳大会も有名

毎年、小学生たち4～6年生の遠泳大会はいつも話題になります。希望者のみの参加になっていますが多くの児童が感動を伝えてくれます。

スポーツクラブの遠泳も有名ですね。こちらは、子供から大人までの参加になっている。

屋根付きの休憩場所は便利

簡易型ですが屋根があるので、日差しを避けて休憩も行えますね。自前でパラソルはいらないでしょう。レジャーシートとクーラーボックスをもっていけば家族や友人とワイワイできますが、公共機関なので花火、バーベキュー等は禁止されています。

海水浴場は錦江湾でいうと中央よりやや上側に位置しますね。写真は北側の姶良、国分、霧島方面。

小腹が空いたら両棒餅（じゃんぼもち）

磯海岸沿いには多くの両棒餅（ジャンボ餅）の名店が立ち並んでいます。

1人前500円の両棒餅は伝統です。味はみたらし団子に似ていますが2本の棒で構成された餅は独特で各店の目玉商品で味も店ごとに違いますよ。

その店頭の中でも有名なのが中川家でしょうね。海辺にあるのですがエアコンもなしで窓から入る涼しげな風は暑さを忘れています。ちょっと泳いだからかな？